2020/6/3
どうぶつの森に今更ハマり始めている
彼女が買ったそのついでに遊ばせてもらっている
花を植えたり,島の地形をいじったりするのはそんなに興味がないのが正直なところで,
カブだったり化石だったりがもっぱら面白いと感じていたが
最近になって自分の家の内装を弄り始めた
ほとんど物置も同然ながら,カブのおかげで家の増築は地下室まで完了している状態であった
なんとなーく他の住人からもらったアイテムなどをいろいろ配置していくと,「この部屋はこんな感じにしたいな」というイメージがなんとなく湧いてくる
そうすると「こんな感じのアイテムはないかな」 「こういうの作れないかな」とどんどん深みにはまっていく
このゲームの凄いところの一つは,「あ,こんなのもあるんだ」っていう感じのアイテムがたくさん存在するところだね
で,昨日ちょっとした事件が
一週間俺がswitchを預かっているこのタイミングで,一人の住人が島を出て行きたいと申し出てきたのである
実際,俺がプレイしてない部分で,過去に何度か住人の出入りはあったわけだけど
今回はなかなか動揺した
なぜならそいつはこの無人島の初期メンバーの一人であり
島の発展を共に経験してきたやつだからである
結果として,引き止めることはせず.
6/3には島を出ていく
このゲームにおいては,住人を引き止めれば残ってくれるし,そうしなければ出ていくし,それ以上もそれ以下もない.
全てはプレイヤーの選択次第であり,住人は決してその決定に反論したりしないように作られている.
引き止めてもそうしなくても,住人はそれらしい台詞を後に続け,プレイヤー自身に後悔させないような会話ができるようになっている
相手はあくまでゲーム内のキャラクターであり,そこに感情はない
プレイヤーも非情になりきれば,住民の厳選などということも可能である
しかし
なんというか
やはり住人の考えは邪魔したくないという考えが過ぎる
出て行きたいというならばそれを尊重するし
(逆にこの島に住みたいと言ってもらえたら歓迎したい)
引き止めなかったことで,今の俺自身はとても寂しい気持ちになっている
仲のいい奴ほど別れは辛いものである
たかがゲームのイベントだとしても,である
うちの島には脳筋な住人が多い分,出ていく住人に対しても
「ムシャ修行にいくのかな 強くなりたいんだなあいつも」
「寂しいけど笑って見送ってやろう」
って元気な会話をしてくれる
竹を割ったような性格の脳筋たちに,心がとても救われた
どのタイプのキャラであっても,根っこの部分はものすごく「いいやつ」なのだ
たとえ脳筋でもギャルっぽい性格でもキザであっても,素直で,みんなで仲良く生活できる
そいつは,6/2は一日中,出ていく家の片付けと掃除をしていた
どう森では住人が出ていくとその家は取り壊される
取り壊されると知っていて,「お世話になった家はきれいにして出て行きたい」とそいつは言っていた
たまらなくなって,もう一回そいつに話しかけた
「もうすぐ みんなとも お別れだと思うと,ちょっぴり おセンチな気分に なっちまうね」
「ウチの 新たな旅立ちを 見守ってておくれ」
さようならアイリス
どうかお元気で