2019/12/16

賞与でニンテンドースイッチゼルダを買った話はもうしたっけ?

 

 

だいぶ昔(といっても数年前くらいだけど)にアマゾンのレビューを読んで心震えたその時から,いつか必ず俺も買ってプレイしようと決めていた

 

いつもと同じつまらない景色が違ってみえる。

 

 

確か初めて読んだのが・・・多分大学の終わりか社会人になり立てくらいの時期だったと思うが・・・

 

 

その頃にはもう攻略サイトなんてものが乱立している時代ですから,基本的にゲームやってて詰むってことはないんですよ

 

 

だからなんというか,ゲームを買っても攻略サイト片手にやっちゃって,半ば作業みたいな感じでやってきたんだなと

 

 

ガキの頃,64なんてやってた時は金出して攻略本買わないと情報なんて手に入らないし,親にねだって本屋で買ってもらうまで何時間も何日も悩み続けたのが懐かしい

 

 

レビューを読んでて,そんなことを思い出して,目頭が熱くなったのだよ

 

 

で,買った この週末,ようやくプレイし始めた

 

 

今年はなんと私にも彼女ができ,その子もDSではあるがムジュラの仮面とかをやってたらしく,隣で座って見ながらああでもない,こうでもないと口を出してくるのだ

 

 

別にイチャイチャすることが楽しいというわけではない いや,楽しい

 

 

そうではなく,攻略サイトとかを頼らないで,いろんな攻略方法を思いついてはやってみて,という行為を何度も何度も繰り返すのが楽しいのだ

 

 

お互い三十路が見えてきた中,大人気なくやいのやいの言い合ってゲームを進めていく

 

 

この道じゃないか?このアイテムはあの場所で手に入るんじゃないか?この崖って実は登れるんじゃないか?

 

 

できることはなんでも試す ちなみに,昨日一番時間がかかったのはある料理の素材を見つけるというミッションだった

 

 

最後の最後で,いよいよ諦めてGoogle先生の力をお借りした

 

 

「なんだよ!そんな簡単なとこで手に入るのかよ!!!」

 

 

多少のイラつきと,呆れと,それを遥かに上回る達成感

 

 

とても充実している

 

 

かつて実家のテレビで,夢中になってハイラル平原を駆け回ったあの頃をじわりじわりと思い出した

 

 

しかも今回はとんでもなく広い世界である

 

 

どこまでいっても,その先に新しい景色が見える

 

 

自分が人として,ゼルダシリーズの世界観と同じくらいスケールアップできているのか,それは甚だ疑問ではあるが

 

 

今後しばらくは,童心に戻って遊べそうだ

 

 

ノーヒントでやる冒険,その難しさとむず痒さと,とんでもないワクワク感

 

 

それを思い出させてくれた

 

 

ありがとう,ありがとう