「流行の音楽がうるさいと感じるのは」
「お前さんの感性が古くなったからだ」
みたいなことを有名なアーティストが言っていた。誰だっけな。
ここでいう感性は、「好き嫌い」とはちょっとニュアンスが違くて、
耳障りに聞こえる、(特に)女性の高い歌声がキンキンうるさい、みたいに聞こえるようになるということらしい。
確かにうちの父親とかは世代が前の人だから、最近の音楽にそう感じていてもおかしくはない。
父が若かった頃の人気ソングは、やはり渋いダンディな声だったり、松田聖子のような「アイドルなのによく通る声を持った歌唱力ガチな人」が多かったろうし
比較対象がそれだから、今のAKBのような集団合唱アイドルは受け付けないんだろうな。
松田聖子になりたい一般人女子は当時たくさんいたが、AKBの誰それになりたいという今の一般人女子は見たことがない(サンプルが相当少ないがそこはご愛嬌)
俺もやや父寄りだという実感はあるが、しかし乃木坂にいた橋本奈々未の可愛さはガチだと思っている。
橋本奈々未に似てると言われた女性は素直に喜んでいい。つまりは相当可愛い。俺と付き合ってくれ。
脱線した
小坂一也のように飄々とした声の人もいるが、裏声に近いような声を出す人はほとんどいないだろう。
ワゴン・マスター 急げよ幌馬車
ワゴン・マスター
うれしい便り乗せて
雲の果てに続く道
恋しいあの娘の町へ
ワゴン・マスター
日暮れだ星空だ
和製カントリーの名曲である。
多分フォーリミとか聞かせたらボーカルが男か女かわかんないだろうな。
ボーカロイドの声もきっと苦手だろうし、きっとブルーハーツやウルフルズのような「暑苦しい感じのカッケー奴ら」はほとんど生まれてこなくなるだろうと嘆いているのではないか。
でもまぁ
感性を無理にアップデートする必要もないと思うし
結局、個々人の好きにするしかないわけで。
好きでもないものを押し付け、押し付けられない限りは。
でもお前ら木村カエラは聴け。死んでも聴け。聴かないまま死ぬことは俺が許さない。
Dreaming and singing laughing
Crying and dancing falling in love
全てがちっぽけな つみ重ね
集めたら 届くと思うの
君と同じ時は いつもめぐる
このPVえっぐいから。